中央社会保険医療協議会 総会(第297回)資料(在宅医療)

平成27年5月27日に中央社会保険医療協議会 総会(第297回)が開催され、「在宅医療(その2)について」資料が出されています。

資料では在宅医療の課題として、(1)現在、在宅医療における医学的な管理に対する評価は、患者の疾患・状態等に関わらず概ね一律なものとなっているが、実際には、健康相談等のみが行われている患者から人工呼吸器等の医療行為を必要とする患者まで、幅広い患者像がみられる。(2)人工呼吸器の管理等の医療行為を必要とする患者は、健康相談等のみが行われている患者と比べて入院率が高い等重症度が高く、より長い診療時間が必要となる傾向にある。(3)患者の医療区分や疾患等に関わらず、在宅医療における1か月の診療回数は、在宅時医学総合管理料等が算定可能な「1か月に2~3度」の割合が多い。(4)また、1か月に1回の頻度で訪問診療を行っている患者と、1か月に2~3回の頻度で訪問診療を行っている患者を比べた場合、患者の重症度や満足度に大きな違いはみられない。の4点を掲げた。
その上で論点として(1)在宅医療では、比較的重症な患者から軽症な患者まで幅広い患者に対して診療が行われ、医学的管理の難しさや診療時間に違いがみられるが、患者の疾患・状態に応じた評価についてどう考えるか。(2)在宅医療では、医療区分等に関わらず、在宅時医学総合管理料等の要件となっている1か月に2回程度の訪問が多く行われており、診療頻度によって患者の重症度や満足度に違いが乏しいが、診療頻度に応じた評価についてどう考えるか。の2点を挙げて、在宅医療における患者の医療区分や疾患別の評価体系が検討課題としている。
この他、高齢者向け住まい等における在宅医療のあり方についての課題と論点も示されている。

在宅医療(その2)について

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