中央社会保険医療協議会 総会(第314回)

11月20日に中央社会保険医療協議会 総会(第314回)が開催され、資料は下記の厚生労働省のホームページに掲載されている。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000104132.html

議題は下記の通り。

○医療経済実態調査の結果に対する見解について
○歯科医療(その2)について

歯科医療(その2)について

歯科医療(その2)についてでは、下記について課題と論点が示されている。

1.地域完結型医療(地域包括ケア)における歯科の対応

(1)周術期口腔機能管理について、更なる充実を図る観点から、歯科標榜あり病院に対して、歯科訪問診療料は算定できないこととなっているが、院外の歯科医師や歯科医療機関との連携の在り方についてどのように考えるか。
(2)全身的な疾患を有する患者等への対応としては、歯科外来診療環境体制加算の施設基準を満たす歯科医療機関の拡充の方策、複数の基礎疾患を有し、歯科治療のリスクが高い患者についてバイタルサインをモニタリングしながら歯科治療を行うことが必要となる場合の評価、重度歯周病を有する糖尿病患者に対して、局所抗菌剤を歯周治療に先行して投与することについてなど。
(3)地域完結型医療(地域包括ケアシステム)の中での歯科医療を提供する観点から、歯科診療所において、かかりつけ歯科医機能を持った歯科医師が、生涯を通じた切れ目のない口腔のマネジメントを行うことが重要であり、歯の喪失リスクの低減、口腔疾患の重症化予防とかかりつけ歯科医機能の関係についてどのように考えるか。

2.口腔疾患、口腔機能低下への対応

(1)口腔機能に着目した評価としては、(a)「義歯や舌接触補助床装着後の咀嚼機能や摂食・嚥下機能について、客観的な検査方法(咀嚼運動経路、咀嚼能力及び舌圧等)による評価」と(b)「ホッツ床等を含む口蓋補綴、顎補綴を装着した際の管理や指導に関する評価」が挙げられている。
(2)その他、歯科固有の技術の評価として、
(a)根管治療において、 「4根管」、「樋状根」、「マイクロスコープ」の評価がないこと、(b)歯科用アマルガムの使用の中止、(c) 「歯科疾患管理料」の文書提供のあり方と評価、(d)「抜歯手術」の「難抜歯」における、前歯と臼歯の評価、(e) 「補綴時診断料」、「平行測定検査」を実態に即した評価とする、(f)「有床義歯内面適合法」を「有床義歯修理」と整合性のとれる評価とする。などが論点に挙げられている。