中央社会保険医療協議会 総会(第319回)

12月11日に中央社会保険医療協議会 総会(第319回)が開催され、議題は下記の通り。資料は厚生労働省のホームページに掲載されている。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106235.html
議題
○個別事項(その6:技術的事項等)について
○個別事項(その7:勤務医等の負担軽減)について
○平成28年度診療報酬改定への意見について(公益委員案の提示)

技術的事項については下記の10が資料として提示されている。

個別事項(その6:技術的事項等)について

1.検査について
2.放射線診断について
3.睡眠時無呼吸症候群等に対するASV療法について
4.在宅自己注射指導管理料について
5.人工透析について
6.胃瘻について
7.遠隔ペースメーカー指導管理等について
8.データ提出について
9.診療情報提供書等の電子化について
10.その他

在宅自己注射指導管理料については、前回改定で導入された注射回数に応じた評価についてその点数格差を縮小するか、又は、疾患の医学管理に関する部分を切り離した管理料を設定することを検討するとしている。また、2以上の医療機関で、異なる疾患に係る在宅自己注射指導管理を実施している場合にそれぞれ評価する方向も示された。

現在、署名・捺印が求められている診療情報提供書、訪問看護指示書・訪問看護計画書・訪問看護報告書、服薬情報等提供文書について、電子的に署名を行い、安全性を確保した上で電子的に送受した場合に算定可能とする方向が提案されている。

また、その他の中には医薬品の適正給付についてといった項目があり、市販品類似薬に係る保険給付の取り扱いに関する資料が提示されている。財政審からは湿布薬を保険給付外とするといった建議も出されているが、中医協での議論の対象とされた。湿布薬については「一度に多量の湿布薬が処方されている例が一定程度あり、その状況が地域によって様々であることについて、残薬確認の観点も踏まえ、どのように考えるか。」また、「湿布薬は1日に用いる枚数が症状によって異なることから、レセプトにおいて処方された湿布薬が何日分に相当するか記載することについてどのように考えるか。」といった論点が示された。